スポーツスターと一生付き合おう!

僕がハーレーに乗るなんて、バイクの免許が欲しいと思うようになった頃には思いもしませんでしたよ。そもそも大型自動二輪にステップアップすること事態、僕には想像すら出来なかったのですから。

「400ccで十分!」

そう思っていたあの頃、懐かしいです。

実際、ひょんなことからスポーツスターが僕の手元に訪れることにならなかったとしたら、まだ400ccで満足していたことだと思います。

半年位前です。近所のバイク屋さんに友だちのバイク選びに付き添って訪れた際、ワンオーナーの非常に程度の良いスポーツスターを発見しました。僕はなぜかその車両に惹かれました。

なんで惹かれたのかいまだに分かりません。それまではハーレーそのものに興味は一切無かったですし、ましてやスポーツスターはビッグツインハーレーより興味はありませんでした。「ハーレーにもし乗るとしたらビッグツイン」そうとすら思っていたくらいなので、本当にスポーツスターには一切興味が無かったのです。でも、気になってしまったんです。

突然惹かれてしまったスポーツスター

状態は非常に綺麗で、走行距離は数千キロ。年式は2006年式。外観の綺麗さでいえば、現行モデルと間違えそうなくらいピカピカでした。車体色は鮮やかなブルーでした。

友だちのバイク選びをそっちのけにしてそのスポーツスターをじーっと見ていると店員さんが声をかけてきました。

「このバイク、気に入りました?」

「え? あぁはい。なんか惹かれちゃって」

僕は照れ笑いで答えました。

「実はこのスポ、僕が乗ってたんですよ」

「え! そうなんですか!?」

僕が惹かれたスポーツスター、店員さんに色々と事情が合って自分のお店に手放したばかりというバイクでした。

「凄く綺麗でしょ? 新車購入したんですけどほとんど乗れなくて、すっかり極上状態のままなんですよ。ガレージ保管でカバーもかけていましたし、あんまり乗れないけど洗車にワックスはしょっちゅうでしたから」

好きなバイクだけど全然乗ってあげられない。それでは可愛そう…… ということで、店員さんは店に並べてたくさん乗ってくれるオーナーさんを探しはじめたらしく、ちょうどそのタイミングで僕がいち早く見つけて惹かれたのでした。

運命の出会いってやつですね。僕はその日にスポーツスターの契約をして、次の日には大型自動二輪免許を取得すべく教習所を訪ねていました。